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直ちゃんの授業報告
 

<ブラジル児童英語調査第一弾>

ブラジルキッズは英語が上手い!!
これには感動しました。
それには何か秘密があるはずである。是非その謎を解いてみたい。という気持ちから児童英語教室調査を始めました。

ラジルで英語を学べる子供達はほんの一握り。多くは貧しく、普通の義務教育を受けるのがやっと。そして田舎には学校にも行けない子供達が沢山いるのが現状です。なので今回の調査対象は英語を学べる経済力のあるエリートキッズがどんなクラスで勉強しているのかを見学しました。

日本のような個人の児童英語教室として英語を教えているところは少なく、ほとんどは幼稚園や小学校に英語のクラスが組み込まれていたり、学校の課外授業に日本でいうクラブ活動で英語のクラスがあります。派遣教師がおくられてきているのが多いようです。

授業内容は幼稚園では、NOVA,ECCのような、遊びから入る英語で、単語でカルタをしたり歌を歌ったりで、日本と大きな差を感じなかったのですが、小学校になるとグッとレベルアップします。まさに文章の世界です。BBの様にすべて単語ではなく文章単位で入れていくのです。また教室はオンリーイングリッシュがメインで生徒はちんぷんかんぷんでも先生はドンドン進めていきます。私が見学したのは自宅から徒歩圏で行ける7校です。

まずは、最初は、大手の学校。幼稚園から大人まで通える英語の総合学校。日本でいう英語専門学校の年齢の幅が大きくなったもの。習い事というより、毎日のクラスがメインです。こちらの小学校は、午前の部、午後の部と別れているので、午前部の小学校に通う子供は、午後英語学校に毎日通う。午後部の小学校に通う子供は、毎日午前中英語学校に通います。規模が大きい為、施設も充実しています。パソコンルーム(英語の学習ソフトが入ったものがいつでも使える状態になっている。)図書館(英語の書籍、雑誌も最新号からばっちりおいてあります。)ビデオ、DVDルーム(英語の映画、テレビ番組がライブラリーになっておりいつでも観れる状態です。)またシアターがあり、子供達の発表やミュージカルが楽しめます。カフェテリアでは軽くランチもとることができ、英語の教材の本屋さんも入っています。小さな英語専門の大学みたいです。この学校の気になるメソッドはやはりセルム式に似ている繰り返しです。1つのスキットを1週間繰り返し行います。また宿題で毎日その日にやったスキットを家で聞いてくることになっています。(子供が聞くか聞かないかはわかりませんが…)そして月、火、水3日聞いて、木、金の2日はデクテーションです。まさにココでもセルムの様に、音で書く方式です。間違っていてもオッケー。

日本と違ってブラジルの言語はポルトガル語ですので、アルファベットが使えますから、何となく音で書くのは日本の子供よりもちろん得意。間違いはありますが、一応書くことができます。そして、間違ったスペルは自分で教科書で確認して、なんと15回書かなくてはなりません。何だか自分が子供の頃の漢字練習を思い出してしまいました。先生は毎日宿題のチェックをします。ですので、授業で5日同じスキットをやって、家で毎日聞いて、2日はデクテーションしてくるので、1週間でほとんどの子供がスキットを暗記してしまいます。そんなに毎日同じでは授業に飽きてしまうのでは?!と思いましたが、子供達は意外とそれが当たり前と受け止めていてまじめに授業に望んでいます。

50分の授業で、1週間初めの10分は前の週の復習、20分は同じスキットを勉強しても、残りの20分は毎日違う英会話の練習が入るのでなんだか退屈しないのです。そして、その中に繰り返しが凄く多く含まれているのです。1週間同じスキットをやる上に、また次の週も初めの10分は前の週の復習が入るので、実質2週間同じところを繰り返すのです。
また先生の力量も高く、表情や表現が大きいので私から見ても飽きることはありませんでした。スキンシップも多く、ちょっと退屈している子や、気が散ってしまう子の肩を先生がもみもみしたり、頭をなぜたりと日本にはない雰囲気でした。また教室が広くイス等も沢山あるので、イスとりゲームをやりながら、座れなかった人が文章を言ったりと、動きも上手く取り込んでいました。ちなみに1クラスは5、6人です。教材は、文法で30ユニットに別れていますが、子供は特に文法としては受け止めていません。

具体例をあげると、例えば、ユニット23では、
used to と be used to ingがあるのですが、スキットにその二つが沢山ちりばめられており、それに、絡めて先生が、子供達に
「幼稚園の頃、よく何して遊んでいたの?」等みんなに話しかけていきます。1週間それをやり続けるのでうす。もちろん、質問だけでなく、ゲームっぽく、カードをひかせてそれに、書いてあることを答える等工夫も見られます。他の絵本教材からused toが載っているところをカラーコピーしてきて、それを配り、誰が一番はやく全部のused toを見つけられるか競争したり。そして、次の週の1週ももちろん、クラスの最初の10分はused to をからめた復習が入ります。

クラスは、年齢別ではなくて、レベル別に別れていますので先生はやり易いようです。日本はどうしても学年別が常識なのでなかなかレベル別に
クラスを設けることは難しいのですが…・。半年に一度テストがあり、苦手なユニットは先生が復習の指示を出します。そして、1週間とか2週間とかまた追加でその苦手ユニットのクラスに戻って復習させられる状態です。30ユニットを1年で終わらせて、低学年の子はもう1年この30ユニットを繰り返しています。なので、2年この基礎の30ユニットを繰り返して次に、少しランクをあげた作文やリーダーのクラスを取ったりと年齢や学年によって先生と親が話し合いカリキュラムを組んでいきます。このカウンセリングもなかなかで、先生が子供の実力をかなり把握しているなと感心しました。これが、サンパウロの大きな英語学校の大枠です。
次回は近所の小さい塾の教授法をまた書きたいと思います。                       
      

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