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(7) tense 1 「仲間探し」で
子どもたちに時制を認識させ、変換できるようにさせるのはhardだなという思いが、いつの間にか私の頭の中に住みついていました。というのは―――
自分としては「現在」「過去」「未来」を入れた「つもり」になっていることと、それを受け取る子どもたちの側に、どうもギャップがあるようだとぼんやりと気づき始めていたからのようです。
2・3年前、中1生が「7ならべ」をやりました。every
day, yesterday, tomorrow, nowなどの列でやりましたが、考え込む子もいて、時間がかかりgameは思うように進まなかったのです。Bingoで時制を変えたsentenceを繰り返してやり、conjugationも絶えず繰り返してやっているので、私としてはgetさせたつもりになっていたけれど、生徒たちの中には十分生きていなかったということでしょう。
Original
sentence もconjugationも、すらすら言えるようになると、子どもたちは機械的に、或いは、反射的に言うようになってきます。すらすら言えることは大事な条件ですが、子どもたちにとっては、「それだけ」のもので、「言える」からといって「時制」を認識しているとは必ずしもいえないし、まして、自主的に変換させることなど難しいわけです。
「言える」あるいは「読める」から「わかる」(tenseを即判断できる)段階へ、さらに自分で「必要に応じて変えられる」ところまで出来るようにしてやりたいし、やるべきだ、とずっと思ってはいたのですが―――。
もちろん、「ここの部分をこう換えてやればいいのよ」と「教えて」やれば、それが一番簡単で、手っ取り早い方法かもしれません。でもそれでは、子どもたちに、白い眼で見られるのがオチでしょう。即ち子どもたちは敬遠して身を引いてしまうでしょう。「教えない」でそれと悟らせてgetさせるためにはどうしたものだろうかとしばらくジグザグしました。中学生には「教える」こともしました。「教える」ことは私にとって甘く危険な誘惑です。小学生には時制換えのbingoやりっぱなしということもありました。これだけでも理解の早い子には分かるようでした。至った結論は生徒自身に自分でやらせてみなければ、というところでした。
今は、「仲間探し」から始めています。ダイヤマークのカードを並べておいて、たとえば「BettyとPeterは仲間なんだけど、他にも仲間がいます。誰だと思う?」
「Cathy」「残念ハズレ」
「Dolly!」「ピンポン、あたり!ほかには?」
「Happy
Henry」「ハズレ」
「Mad
Monkey」「あたり!」...。
このようにして8枚の過去形の中間を探り出します。
「Red
Roosterの仲間は誰かな?」
「わかった、fish!」「あたり!どうして分かった?」
「willがあるから]「大当たり!willは未来大臣だね。だから未来形ね。まだいる?」
「もういない」
「残ったカードの中に、1人だけ仲間ハズレがいます。誰だと思う?」
「1人?じゃKen
and Kateかな。キリンだからGentle Giraffeかな」
「ハズレ。実はHappy
Henryなの」「どうして?」
「どうしてかな? おまじないを思い出しながら考えてみようよ。Bettyのsentenceにはおまじないの何番目が出てくるかな?」「2番目」「3番目」
「Nancyでやると分かりやすいね。Nancy gave me nine new nails. gaveは何番目?」
「...2番目」
「あたり!この仲間はみんなおまじないの2番目が来ているね。これが過去形だね。
Mr. CeleryやCathyは何番目が出てくる?」
「あ、s現象があるよね。1番目」
「あたり!!これが現在形」
「fishはwillの次に1番目」
「willは未来大臣。未来形」
「Happy
Henry は 何番目かな?」「Happy Henry has gone・・・」
「Henryはhasの次に3番目。3番目が出てくるのはこれだけだね。」
「それじゃ、仲間を集めてみましょ」
リーダーまわしでsentenceを言いながら現在形、過去形、未来形、完了形、それぞれのカードを集めてまとめてみます。
「仲間探し」をやる以前にbingoをやりながら、私は大いにつぶやいています。「Peterは今朝、ももをむいたんだね。過去のことだね」「Lucyは手紙を失くしたのね。いつ?そう先月だね。過去のことだね」「flying
fishはまだ森に着いていないね。これから着くのね。未来のことね」「Cathyはいつも歩いてくるんだね。現在形ね」「Happy HenryはHawaiiに行ってしまったんだね。もういないのね。完了形ね」
このような私の勝手なつぶやきは、子どもたちにどの程度届いているのかは分かりません。でも、少なくとも私の「教えたがり」を発散させる役目は果たしてくれています。
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